最近、「どうやってそんなに読むの?」と尋ねられる機会が増えました。実は、多読の秘訣は「選び方」が9割。1日10冊読んでいる読書家の、超シンプルな「本選びのコツ」をこっそりご紹介します。
本を読む時間を最大化するため、「探す手間を極限まで減らす」仕組みを考えました。情報源を複数持ち、流れてきた「ホットな本」を素早く判断します。
まず、ビジネスの分野で「旬」を逃さないため、紀伊國屋書店のデイリーベストセラーとAmazonのビジネス・経済の人気ギフト・売れ筋ランキングをチェックします。特に「ギフト」ランキングは、人に薦める価値のある本の指標として重要です。


次に、女性視点や共感を重視するため、セブンネットショッピングの女性エッセイの売れ筋とPASSAGEの新着レビューをチェックし、「私に響く一本」を探します。


続いて、出版社の新着情報を確認。幻冬舎などのサイトで新刊をチェックすることで、今、業界で特に注目されている話題を知ることができます。

特にダイヤモンド・オンラインの「ビジネススキル」では、書籍の内容の半分ほどが記事として公開されているため、まず記事を精読します。「これは深掘りしたい」と感じたら、迷わずその本を借りるという判断基準に。

そして、Xのタイムラインで流れてきた「熱量ある」投稿ポストを確認。
最後にカーリルの「みんなが読みたい本」で、一般大衆がいま図書館で何を求めているかという「リアルタイムな需要」を把握します。

この多角的な「情報のクロスチェック」が、本屋をさまようより速く、「今あなたが読むべき一本」を見つけてくれます。
本選びのポイントは、多くの情報源からトレンドを捉え、決断を迅速に行うこと。多様なデータから「いま必要な知識」を掴み、信頼できる推薦(熱量)で判断を確定。選ぶ時間そのものを読書時間に変えることで、より読書ライフを快適にしていきましょう。