ほったらかしで毎週入金?楽天証券で話題のTSYYを試してみた

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最近 X(旧Twitter)で “TSYY” という文字をよく見かけます。楽天証券で手軽に始められる毎週配当の魅力とリスク、私も気になって調べ始めました。

私が “TSYY” に興味を持ったきっかけは、X上で投資系アカウントが「TSYY」に関する投稿が増えたこと。

スクロールできます

楽天証券の米国ETFコーナーで “GraniteShares YieldBOOST TSLA ETF (ティッカー:TSYY)” を見つけ、調べてみたら「毎週分配する」戦略という言葉が目を惹きました。

実際、私が 10月1日に TSYY を 1 株 1,250 円で約定し、10月3日が譲渡(権利落ち)日。10月8日には 0.19 USドル(日本円で28.85円)の配当金が振り込まれました。これは “毎週配当” の初体験として、強く印象に残りました。

仮に20万投資していると、

200,000 ÷ 1,250 = 160株

1株あたり 28.85円 × 160株 = 4,616円/週

になっていました。

現金比率が多いときに、こうした「毎週配当型ETF」を少額で試してみるのは悪くないかもしれない。

資金を寝かせておくよりも、少し動かして感覚をつかみたいとき。そんなタイミングで触れてみるのがちょうどいい。

楽天証券の取引画面

手数料も含めて、1株 1,250円で購入。

初回の配当金受取

10月1日に購入し、10月8日に初回の配当金が振り込まれました。

入金額は【0.19USドル】。日本円で28.84円になります。

2回目の配当金受取

10月15日 19時に届きました。

目次

TSYY とは何か?

TSYY は GraniteShares の YieldBOOSTシリーズのひとつで、2× レバレッジで TSLA(テスラ社株)に連動する ETF に対し、オプション取引(主にプット売り)によって収益を上げ、投資家に分配を行う設計。

この方式により、毎週分配できるだけの “オプション収入” を生み出す一方で、TSLA が強く上昇した場合にはその利得を十分享受できない“キャップ”構造や、価格変動が激しいリスクも含まれます。

同様のシリーズには NVYY(NVDA 連動)、YSPY(SPY 連動)、YQQY、COYY などもあり、各銘柄はそれぞれ異なる “原資産 + オプション収益戦略” を用いて、毎週または定期的に分配。

画像引用先:https://graniteshares.com/institutional/us/en-us/etfs/tsyy/?utm_source=chatgpt.com

メリット・デメリット

メリットとしては、定期的なキャッシュフロー(毎週配当)が得られる可能性、一部元本のソフトな保護設計など。デメリットとしては、原資産価格の急上昇を取りこぼすことや、価格変動リスク・手数料・オプション戦略の複雑性があります。

また、分配の中には “Return of Capital(元本払戻し)” 要素が含まれるケースもあるため、課税面や基準価額の減少リスクにも注意が必要です。

投資は、必ずリスクを理解したうえで少額から試すことをオススメします。

まとめ

TSYY を通じて学んだのは、「毎週配当」の魅力です。楽天証券で気軽にアクセスできる点は魅力的ですが、リスクを抱える商品であることを忘れず、期待と現実のバランスを見ながら活用したいと思います。

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この記事を書いた人

都内在住のマルチクリエイター、読書愛好家。イラストを描きながら、Adobe・生成AIに目覚める。速読をマスターし、年間3600冊読書読む。

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