爆音のアラームから解放されたい。あれは、音の衝撃で無理やり体を起こしてるから、目覚めから不快感が残ってしまう。もう「音の暴力」とは卒業したくて、静かな振動で、優しく起こされる朝をずっと待ち望んでいました。
以前使っていたのは、サウナー御用達の『Mi Band 3』。水風呂もサウナの熱波も全然平気で、機能性よりタフさで選んでいました。でも、頑張り屋のMi Bandもついにバンドが切れてしまい…。
買い替えを検討していたちょうどその頃、田中渓さんのXの投稿で、運動習慣に寄り添う『Garmin』の存在を知ったんです。「腕の振動で起こしてくれる」という話を聞いて、「これだ!」と直感。長年の不快感から卒業する希望を託して、Garminの『vivoactive5』を即決でポチりました。
Garminをつけ始めてからは、本当に感動もの。目覚まし時計をセットせずに、優しく静かな振動でパッと起きられる朝は、本当に気持ちがいいんです。…ですが、問題は心底疲れているとき。人間って、疲労の許容量を超えると、Garminの最強振動をもってしても、まるで体が「拒否!」って言ってるみたいに起きれない。何度か遅刻しかけて冷や汗をかき、結局引っ張り出してきたのが、あの最終兵器、セイコークロックのライデンだったんです。
最新のスマートウォッチと、大音量のアナログ目覚まし時計。この真逆の二つのアイテムが、今の私の目覚めを支えているという現実が、なんだか現代的で面白いなと。
しばらくはGarminの優しい振動に頼りつつ、土壇場ではライデンの轟音に助けてもらう、この二刀流体制が続きそうです。この戦いは、もう少しだけ終わりが見えそうにありません。