イラレを触り始めたばかりのあなた。専門的な用語に頭を悩ませた経験はありませんか?
「アンカーポイント」とか「アートボード」って、何?
そんな疑問を持つ全てのクリエイターの皆さんへ。
このガイドは、イラレの不明点を一掃するための一歩をサポートします。
今日から、用語に振り回されることはない。
知識とともに、次のステージへ進みましょう。
目次
イラレ基本用語まとめ
アンカーポイント
オブジェクトの形状を定義する点。
これを操作することで線や形状をカスタマイズできる。
アートボード
イラストレーターでの作業領域。
複数のデザインを同時に扱う場合や、異なるサイズのデザインを作成する際には、複数のアートボードを使用することが多い。
オブジェクト
イラストレーター内で作成や編集を行う対象となるもの全般を指す。形状、テキスト、画像など。
クリッピングマスク
特定の領域だけを表示させる技法。オブジェクトや画像を他の形状で切り抜くのに使用される。
グループ化
複数のオブジェクトを一つのグループとして扱う機能。
グループ化することで、一度に複数のオブジェクトを移動や変形することができる。
ショートカットキー
作業効率を上げるためのキーボードの組み合わせ。
例: Ctrl+Cでコピー、Ctrl+Vでペーストなど。
ダイレクト選択ツール
アンカーポイントやセグメントを直接選択・編集するツール。
パス
イラストレーター内で線や形状を表現する基本的な要素。
レイヤー
オブジェクトを階層的に管理するための機能。
レイヤーを使用することで、オブジェクトの前後関係や表示・非表示を簡単に制御できる。
イラレ上級者向けのテクニック
まず、イラレを使う上での上級者向けのテクニックについて深掘りしてみましょう。
アウトライン
テキストをベクトル化する方法です。
なぜ必要かというと、フォントの問題やデザインの自由度を上げるため。
ただ、ベクトル化後はテキストとして編集できないので注意が必要です。
アピアランス
アピアランスを使うと、オブジェクトに複数のエフェクトや属性を重ねて適用できます。
これにより、高度なデザイン表現が可能に。
フチ文字・袋文字
デザインのアクセントとして人気のフチ文字・袋文字。
これらは文字に枠をつけたり、背景色を変えたりする時に使用します。
シェイプ
シェイプの組み合わせや変形は、デザインの幅を広げる大事な要素です。
特に、基本形状をカスタマイズしてオリジナルの形を作る際に役立ちます。
複合パス
複数のパスを組み合わせて一つの形状にする複合パス。
これにより、複雑なデザインも簡単に作成できるように。
ベジェ曲線
ベジェ曲線の操作は、線や形状のカスタマイズに不可欠です。
初心者の頃は難しいと感じるかもしれませんが、慣れればデザインの自由度が格段に上がります。
スウォッチ
色の管理や適用にはスウォッチが便利です。
一度設定した色を簡単に再利用でき、効率的な作業をサポートしてくれます。
パターン
繰り返しのデザインには、パターン機能を活用しましょう。
これにより、均一なデザインや模様を簡単に作れます。
画像トレース
ビットマップ画像をベクトルデータに変換する際に使います。
高解像度の画像を、クオリティを保持しつつイラレで編集できる形に。
DTP・印刷で使えるイラレ活用法
トンボ
トンボは切り落とす目安です。
印刷時、ずれを防ぐためのもので、DTP作業では欠かせません。
・余白の確保
・正確な位置の把握
・ずれの確認
・印刷のガイドライン
ドブ
ドブの重要性は、印刷のクオリティを高めるためです。
この部分は余分なインクを吸収する役目を果たしています。
その結果、印刷物はキレイに仕上がるのです。
解像度/dpi(ドットパーインチ)
解像度は、印刷の鮮明さを左右します。
dpiとは、1インチあたりのドット数のこと。
高ければ高いほど、画質は鮮明になります。
印刷物の種類や目的に応じて適切なdpiを選ぶ必要があります。
特色
特色は、オリジナルの色を再現するためのもの。
印刷において、通常のCMYKでは再現できない色を表現する際に使用される。
そのため、デザインに特定の色を用いたい場合、この特色が必要となる。
多少コストがかかることもあるが、それだけの価値はある。
ラスタライズ
ベクターデータをラスタデータに変換する際に用いられる。
そのため、サイズを変更すると画質が落ちる可能性がある。
Xでのイラレ活用のリサーチ方法
「#イラレ知恵袋」「#イラレtips」で検索するとプロのイラレ活用法が分かりますよ。
Q&A
- 「イラレ」とはどういう意味ですか?
- イラレは、Adobe Illustratorの愛称で、グラフィックデザインやイラスト制作に使うソフトのことを指します。